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遅くなりましたが、先々週のチームミーティングの報告を致します。 お伝えしていた通り、今年はスタッフに混じって受付、事務担当の私も参加して来ました。 あくまでもニュース担当者としての目線での参加報告になりますが…。 北陸新幹線の開通で沸いている富山県ですが、実はそのせいで、新潟へのアクセスがとっても悪くなってしまったことは皆さんご存知でしょうか? 富山から酒田に行くためには新潟を通過するのが当然だと思うのですが、すぐ上の県に行くだけなのに、なんと普通に新潟に行ける電車がないのです! これには参りました。 新幹線の開通で東京は近くなったのに新潟が遠くなるだなんて、何だかおかしいし、寂しい話です。 で、どうしたか、と言いますと 行きは 富山→高崎→新潟→酒田 帰りは 酒田→新潟→長岡→直江津→糸魚川→富山 何と行きは2回、帰りは4回も乗り換え! おかげで一度も乗ったことのない、手動開閉式電車やら、一両電車やら、いろいろな電車に乗ることができました という前向きな感想!笑 さて、前置きがながくなりましたが、 本題の研修報告に移りたいと思います。 会場は東北公益文科大学。 参加者は800名近くだったそうで、 二日間の研修中、酒田の街はホテルもいっぱい、飛行機もいっぱい、タクシーもいっぱい、居酒屋さんやお寿司屋さんもいっぱい。大変な賑わいです。 オーラルフィジシャンチームミーティングにおける人口10万ほどの小さな街への経済効果たるやものすごいものがありますね。 来年からはもっと大きな会場を確保し、飛行機も増便されることが決まっているとのことです、すごいですね。 さて、研修の タイムテーブルは⇩こちらです。 海外、国内より有名な先生が招かれての貴重な発表、またオーラルフィジシャンの歯科医院の発表などでスケジュールはびっしり。 印象に残ったことをいくつか報告致します。 アメリカからのDr.ボルトは 保険に縛られない診療を実現している方でした。 日本のような皆保険制度とは違うアメリカのシステムの中で、さらに保険を使わない診療をするには患者さんへの初診時の対応がその後を決めるといっても過言ではなさそうです。 1日に6人までしか診療しないスタイルの確立に至るにはさぞ様々な困難をクリアする必要があったことでしょう。 その他、インプラントの名医の小宮山先生の発表は【インプラントには限界がある】ということを踏まえた上での発表で、ユーモアをまじえながら、基本的な予防歯科の必要性が大切であることをお話していただけました。 Dr.コーマンの講演は歯周病のリスクアセスメントについて。全身疾患と歯周病との関連やインターロイキンの話もわかりやすく説いて頂き、大学生並みに講義を受けた満足感がありました。 その他、他とは異質の面白かった発表で、是非紹介したい方がいます。 現在39歳の岡山大学歯学部に通う5年生 彼は何と、年収1200万のサラリーマンの道を捨てて、歯科医師になる決心をしたそうで、2年前に歯学部に編入したそうです。 サラリーマンとしての実力を発揮しつつ、何か悶々としていた時、たまたまオーラルフィジシャンの歯科医師である友人のはからいで、熊谷崇先生に面会する機会を得て、そこで人生がガラッと変わったとのこと。 それにしても、そこで歯科医師になる決心をするとは随分突飛なことのようにも思えますが、人生の転機、こんなことも起こるということでしょう。彼の言葉の中に『僕は今オーラルフィジシャン目指してものすごい勢いで追いかけている』という頼もしい意思表明がありました。 拍手を送り応援したいと思います。くれぐれも息切れしないことを祈ります。 素晴らしいキャンパスで行われた二日間の研修 秋の始まりの景色は素敵です。 澄み渡る空に浮かぶ絵に描いたような雲。 少し色づいてきた樹々。 こんなキャンパスで学ぶ学生が本当に羨ましい。 今回はタイミングが悪く熊谷崇先生との記念写真は撮れなかったので 遠巻きにステージ上の熊谷先生と講師の先生の写真を撮らせていただきました。笑 Dr.ボルト(中央)とDr.熊谷(左) Dr.コーマン(左から3番目)とDr.熊谷(左から2番目) 宿泊したホテルの前に広がる山居倉庫。 明治時代に建てられた米穀倉庫、その前には欅並木。 朝に夕にお散歩するのにぴったりです。 研修中に食べた山形自慢の豚肉や牛肉メインのお弁当も美味しかったし、1日目の夕方、居酒屋さんがどこもいっぱいで思い切って入ってみた【欅】というフレンチレストランの食事は地元の食材をふんだんに使ったとても美味しいメニューでこちらも大満足。 とまぁ、色々楽しい美味しい研修となりました。 さて、帰りの電車の関係で研修最後の熊谷崇先生の講演は聞くことができなかったのですが、 初日、オープニングでの熊谷先生のお話の中でまた印象に残ったことをお伝えしたいと思います。 今当院の待合室でも流していますが、昨年NHKのプロフェッショナルで熊谷先生が取り上げられて以来、酒田の日吉歯科診療所には全国からの問い合わせが殺到し、中には直接酒田まで来院された方もおられたようです。 一時その対応で相当な混乱もあったそうです。 そこで、考えられるのは国民の皆様がまだまだ歯の健康に関しては不安や不満を持っていて、このままじゃいけない、どうにかしないといけない、という気持ちを抱いている方がとても多いということ。そして、大抵の方は従来通りの痛くなったら治療をする、というスタイルしかやってきていないので、そうするしかない、結果良くなるわけがない。どんどん歯は失われている。 自分達に何ができるのか、ということを考えると、もっと、この予防歯科を世間に知ってもらわなくてはならない、そう話されました。 熊谷先生の診療室にはまだまだ及ばない丸の内歯科医院ですが、わたし達ももっとアピールしなくてはならないのだろう、と思いました。 出会わなければ気がつかないことって沢山あるのだということの大きな一つに 歯科医院との関わり方 があると思います。 作家、村上春樹氏が読者からの質問で 【自分に投資するとしたら何に?】 と聞かれ 【歯に投資しよう、歯が良ければ大抵のことはうまくいく】というそれはまたまた極論ではあるけれど、世界が認める作家のこの言葉には胸が熱くなりました。 当院も小さな子ども達がメインテナンスにやってきます。 なんでもないことのようにメインテナンスルームに入り、衛生士のチェックを受けている様は実に素晴らしい光景です。 子どもを早くから連れてきてくれるお母さん、お父さん、ありがとうございます。これからも共に子どもたちの健康を支えましょう。 今まで歯の治療が怖くて通えなかった、という大人の方も多くみえます。 担当衛生士がゆっくりと話を聞きながら口腔内の改善に努め、信頼関係を築いていきます。 そんな様子を私はいつも受付から見ています。 ひとりでも多くの方が歯医者を怖がらず、定期的に通って治療の繰り返しにならないようなそんな体制を作っていきたいと思います。 7年振りに参加したチームミーティングでした。 久々だったので、とても勉強になったし、今少し時間が経って振り返ってみても、同じ志で頑張っている他の歯科医院の先生やスタッフの努力が伝わった良い研修でした。 色々感じたことが多かったのでついついものすごい長文になってしまいました、すみません! 2015.10.16
by 418support
| 2015-10-13 17:31
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